宮崎ますみさんの「びぶれ」コラム27

ホリスティックヒプノ

2015年01月12日 13:24

あけましておめでとうございます。

2015年がスタートしましたね。
今年も素晴らしい年になりますように!


静岡新聞 びぶれコラム「いつでも自分を変えられる」
『産むということ、生まれるということ』 が掲載されました。
 
明けましておめでとうございます。
早いもので、びぶれのコラム連載がスタートして3度目の新年を迎えました。
読者の中には、子育て中のお母さん、新しい命を迎えるべく準備中の女性もいらっしゃることでしょう。

今の時代は混沌としていますが、これからはすべて純化されていく時代。
いかに本物と偽物を見極めるかが大切になってきます。

たとえば、子どもが食べるものや使うものについても、
単に物質的な欲ではなく、お母さんがきちんと子どもの健康や幸せを考えた上で、
人間として本来望むべきもの、本物をどうぞ選んであげてください。

こうした準備は、赤ちゃんがお腹にいる時から始まります。
妊娠は、とても奇跡的で神聖なこと。
「なぜ、この母親を選んできたのか」―。それぐらいの意識を持って胎児は存在していると考えることで、
のちの子どもへの接し方も変わってくるものです。
ですから、お腹にいる時から互いに魂のコミュニケーションをとることが大切なのですね。

実は、こうした準備は妊娠し得る女性すべてにとって大切なこと。
母親は子どもを世に送り出す水路とならなければいけないのに、もし、その水路が汚れていたらどうでしょうか。
ベタベタと汚れたものが子どもの魂にくっついてしまう。
その汚れが連鎖し、汚れた人間、社会を作っていくように、私には思えて仕方ありません。

ふだん私たちは理性を持って生活していますが、
妊娠・出産となると、女性は動物的本能を持った状態になります。

出産とともに、今まで理性でカバーしていた部分、押し込めていたものがバラバラと、
トラウマや癒されていない自分となって表面に出てくることがあります。

自分でもどうしていいのかわからない。ちゃんと子どもを育てられないのでは、という不安…。
それは、お母さん自身が癒されていない、未成熟な部分を抱えているからなのですね。
だからこそ、妊娠・出産前に、潜在意識下に閉じ込めていた自分をきれいに癒しておく必要があるのです。

ある意味、女性は子どもを産むことで、生き直すチャンスをもらっている、ともいえます。
では、どのようにして自分を癒したらいいのでしょうか。続きは次回に―。



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